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「クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」が世の女尊男卑の風刺を表してた件【amazonprimeで映画見た感想】

「クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」が世の女尊男卑の風刺を表してた件【amazonprimeで映画見た感想】

こんにちは、くらげです。

つい先日、amazonprimeで映画を見たので、その時の感想を語ろうと思います。

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※ネタバレ注意です!

・簡単なあらすじ

ある日、ぎっくり腰になってしまった野原ひろしは、美女に連れられて、マッサージ店へ

いきなり睡眠薬を嗅がされて、眠ってしまう。

眠ったひろしを横目に、奥から研究者の男が出てくる。

男はひろしを謎の機械で弄り始める。

ひろしは、目が覚めるとロボットになっていた!

という感じですね。

世の中の夫婦、女性と男性の関係を示唆している

この映画「クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」、ロボトーチャンになった父、ひろしを中心に物語が進行していくのですが、世の中の夫婦の形を示唆していましたね。

というのも、前半のシーン。

「タバコを家で吸えない」などの理由で、家を追いやられた父達が、揃いも揃って公園へ集結するのですが、何とも弱々しい姿。

お互いに「頑張ろうね」という言葉を掛け合ったりするのですが、そこへ父の妻達が集結。

様々な理由をつけて、夫達のアラを探し、攻撃してきます。

何だか、現世の夫婦の形を示唆している感じでしたね。

というのも、現代の夫婦の関係性は、「夫が妻の尻に敷かれている」パターンが多いように感じます。

後半では、ロボトーチャンが「亭主関白」を宣言しつつ女性よりも男性が優れている、強いと言うことを言っています。

これも、クレヨンしんちゃんというフィルターを通していますが、結構痛々しかったですね。

「これ、本当にキッズ向け映画か?」と不安になるレベルでした。

ロボトーチャン、可愛そうな件

※まじネタバレ注意です!

ロボトーチャンは、「野原ひろしの記憶をそのまま植え付けられたロボット」なので、本物の野原ひろしは別にいるんですよね。

人間の野原ひろしは本物、ロボットの野原ひろしは偽物、という認識になっています。

映画を見てる人達にも、そのように認識させるようにしてました。

しかし、ロボットの野原ひろしという偽物にも、「本物」の記憶はあるわけで、

ロボットの野原ひろしからしたら「突然ロボットにされた挙句、偽物呼ばわり」される悲しい人間です。

と言うことを考えると、今回の悪玉は倫理観なさすぎませんか。

考えてみてください。

自分が突然目が覚めたら、目の前にはもう1人自分がいる。

体はロボットになっていて、人間ではない。

挙げ句の果てに、身の回りの人からは「偽物!」と言われる。

ヤバすぎます。

「家族の絆に改めて気づかされて、感動した!」みたいな感想で片付けるには、少々胸糞悪いです。

人1人の自我が死んでますからね。(ここで「そいつロボットだから!」と言える人はうらやましい。)

この映画、「何も考えず楽しめるキッズ映画」のつもりで見たので、割と不意を突かれました。

大人も楽しめる映画

やはり映画クレヨンしんちゃん。アニメ版のようにただただおバカな話を繰り広げるのではなく、内容が実に濃い映画でしたね。

よくクレヨンしんちゃんは、ドラえもんとセットにされがちですが、圧倒的にクレヨンしんちゃんの方が、「大人に考えさせるテーマ」を設けてます。

amazonprimeでは「キッズ向け映画」という括りでしたが、そんなことありません。

「クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」はクレヨンしんちゃんという面を被って、可愛いフリをしていますが

「世の中の夫婦関係を示唆」と「自我をもう一つ持った自分自身とどう向き合うか」というテーマが存在してますね。

ロボットという子供が喜びそうなテーマに合わせて、子供を連れて映画館に来た親達も釘付けにするこの映画。

正に「親子で楽しめる」映画です。

ぜひ一度、
「クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」ご覧ください。

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